Firebird データベースコネクタ

カテゴリ: データベースコネクタ

はじめに

本書は、mindzieDataDesigner コネクタを Firebird データベースに設定するためのガイドです。mindzieDataDesigner は mindzieStudio が利用する ETL ツールで、データベーステーブルをプロセスマイニングのイベントログに変換します。本書の目的は、接続文字列の作成方法や必要に応じたファイアウォールのポート開放方法を支援することです。

概要

Firebird コネクタは、サポートされているすべてのプラットフォームで Firebird データベースへの接続を提供します。このコネクタは、組み込み型とサーバー型の両方のアーキテクチャをサポートしており、単一ユーザーのデスクトップアプリケーションから多人数対応のエンタープライズシステムまで幅広い用途に適しています。

システム要件

  • データベースシステム: Firebird 2.5 以降(Firebird 4.0+ 推奨)
  • アーキテクチャ: Classic、SuperServer、SuperClassic
  • プラットフォーム対応: Windows、Linux、macOS、Unix
  • 依存関係: FirebirdSql.Data.FirebirdClient .NET プロバイダー

接続文字列の形式

基本形式

Server=hostname;Database=database_path;User=username;Password=password;

接続パラメーター

パラメーター 説明 必須
Server または DataSource サーバーのホスト名 はい firebird.company.com
Port サーバーポート いいえ 3050 (デフォルト)
Database データベースファイルのパス はい /data/process.fdb
User または User ID ユーザー名 はい SYSDBA
Password パスワード はい masterkey
Charset 文字セット いいえ UTF8
Connection Timeout 接続タイムアウト時間 いいえ 15
Pooling コネクションプーリング いいえ true

接続例

ローカル組み込みデータベース

Server=localhost;Database=C:\Data\ProcessMining.fdb;User=SYSDBA;Password=masterkey;

リモートサーバー接続

Server=firebird-server.company.com;Database=/opt/firebird/data/analytics.fdb;User=MINDZIE_USER;Password=SecurePassword123;

Charset指定の接続

Server=firebird.company.com;Database=/data/process.fdb;User=SYSDBA;Password=password;Charset=UTF8;

組み込みデータベース(サーバーなし)

Database=C:\MyApp\data\embedded.fdb;User=SYSDBA;Password=masterkey;ServerType=1;

トラブルシューティング

よくある問題

「Connection rejected by remote interface」エラー

  • Firebird サーバーが起動しているか確認
  • ホスト名とポートの設定を確認
  • ファイアウォール設定を確認
  • データベースファイルが存在しアクセス可能か確認

「Login failed」エラー

  • ユーザー名とパスワードを確認
  • ユーザーアカウントが存在するか確認
  • 接続権限があるか確認
  • 認証方式を検証

「Database file not found」エラー

  • データベースファイルパスが正しいか確認
  • ファイルの権限を確認
  • ディレクトリの区切り文字が正しいか確認
  • データベースファイルが存在するか確認

「Arithmetic overflow or division by zero」エラー

  • 計算での数値オーバーフローを確認
  • 演算時のデータ型を検証
  • ストアドプロシージャのロジックを見直し
  • ゼロ除算の条件を確認

関連情報


💡 ヒント: Firebird のマルチジェネレーションアーキテクチャは、読み取り重視のプロセスマイニングワークロードにおいて、リーダー・ライター間の競合なく優れた同時実行性を提供します。